羽生結弦、「バラード第1番」のステップに込めた思い
dot.「大切な曲、そして、大好きなステップ、ジェフから頂いた大切なものです。どうぞ、ご覧下さい」 平昌五輪後、初めて公の場で滑る姿を披露した羽生結弦は、ジャンプを入れない形で過去のプログラムをいくつか演じてみせた。その最後に、冒頭の言葉を口にして滑り始めたのは『バラード第1番』のステップだった。 平昌五輪...
「大切な曲、そして、大好きなステップ、ジェフから頂いた大切なものです。どうぞ、ご覧下さい」 平昌五輪後、初めて公の場で滑る姿を披露した羽生結弦は、ジャンプを入れない形で過去のプログラムをいくつか演じてみせた。その最後に、冒頭の言葉を口にして滑り始めたのは『バラード第1番』のステップだった。 平昌五輪...
強気な言葉で自身を鼓舞し、結果を残してきた羽生結弦選手。コピーライター・梅田悟司さんは、その“言葉”が持つ力について次のように説明する。* * * 秀でたアスリートの言葉は強く明快で、人の心を打つものです。なかでも羽生結弦選手の言葉は群を抜いていると感じます。 あの強さは、「感覚=身体性」と「...
ブルガリアで開かれたフィギュアスケートの世界ジュニア選手権で、優勝したロシアの13歳の新星、アレクサンドラ・トルソワがフリーで4回転ジャンプを成功させた。女子では2002年に安藤美姫さんが4回転サルコーを成功して以来の快挙。2種類の成功は女子では初めてだ。 昨年はアリーナ・ザギトワがジュニア世界歴...
常に世界のトップで戦い続け、五輪でも連覇を果たした羽生結弦。彼の輝かしい実績を支えているのが、言葉の力だ。強気な言葉で自身を鼓舞する一方で、自分が口にした言葉に囚われて、新たな学びを得たこともあった。彼の発した“言葉”とともに、その軌跡を振り返ろう。 13-14年ソチ五輪シーズン。羽生の最大のライ...
フィギュアスケート男子で66年ぶりの五輪連覇を果たした羽生結弦。「世界の頂点への迫り方」を知る男だ。弱冠23歳。年若い彼は結果を残し続けるために、自らを奮い立たせる「言葉」を模索しつづけた。そのメソッドには、ビジネスを強くするヒントがちりばめられている。* * * 羽生結弦(はにゅうゆづる=2...
食事制限していそうなフィギュアスケートの羽生結弦の発言が、食品業界をウハウハにさせている。 平昌冬季五輪で2連覇を成し遂げた羽生は、日本外国特派員協会での会見で、「マックも行きますし、炭酸ジュースって言えばいいんですかね、ガス入りのジュースもすごく好きだし、それと一緒にポテトチップスを食べることも...
2月26日に金メダルを首からさげて凱旋帰国した羽生結弦。自身の連覇を「漫画の主人公にしてもできすぎ」と話したが、専門家は羽生の中に、70年代少女漫画の魂を見ていた。* * *「ユヅルー、ハニュウ」 その名前がコールされると、会場からひときわ大きな拍手と歓声が起こった。2月25日、平昌オリンピッ...
世界の名コーチらに「100年に一人の逸材」と言わしめる羽生結弦。その演技を、「一度でいいから生で見てみたい」と願うのは、もはやファンだけではないはず。そこで、観戦チケットを入手するコツや情報収集の裏技、観戦時の“鉄の掟”まで、百戦錬磨のスケオタ(スケートオタク)たちに徹底取材。さあ、来シーズンの準...
五輪連覇を達成し、国民栄誉賞も贈られるという羽生結弦。注目すべきは、成績だけではない。帰国後の会見では、頂点を極めるまでの過程や今の心境を率直に語り、卓越した表現力で人びとの心をつかんだ。何度も読み返し、心に刻んでおきたい羽生結弦の“金の言葉”を集めた。【1】フィギュア男子で66年ぶりの五輪2連覇...
落語家・春風亭一之輔氏が週刊朝日で連載中のコラム「ああ、それ私よく知ってます。」。今週のお題は、「真打ち登場」。* * * 世の中には「お前は宮本武蔵か?」と突っ込みたくなる、腰の据わった、筋金入りの遅刻魔がいる。そんな人には間違っても小次郎のように「おそーいっ!! 武蔵はまだかーっ!?」なん...