受診の際は、いつからどのような症状が起きたか、簡単でよいのでメモして持参すると診察の助けになります。また、近所にかかりつけの小児科医をもつと共に、いざという時に慌てないように、休日・夜間診療を行う最寄りの医療機関を調べておくと安心です。

■子どもに薬をのませる時

 子どもは薬を分解・吸収したり排泄したりする能力が未熟なため、大人用の薬を減量してのませるのは厳禁です。

 例えばアスピリンは解熱鎮静剤としてよく使われている薬ですが、子どもが服用すると激しい嘔吐や意識障害、けいれんなどを起こす恐れがあり、子どもへの使用は禁じられています。薬は必ず「子ども用」と記されたものを、用法・用量をよく確認してのませるようにしましょう。

監修/入谷栄一先生
いりたに内科クリニック院長。総合内科専門医、呼吸器専門医、アレルギー専門医。日本メディカルハーブ協会顧問。東京女子医科大学呼吸器内科非常勤講師。在宅診療や地域医療に力を入れる他、補完代替医療やハーブ、アロマに造詣が深く、全国各地で積極的に講演活動も行う。著書に『病気が消える習慣』、『キレイをつくるハーブ習慣』(経済界)など。
監修/入谷栄一先生 いりたに内科クリニック院長。総合内科専門医、呼吸器専門医、アレルギー専門医。日本メディカルハーブ協会顧問。東京女子医科大学呼吸器内科非常勤講師。在宅診療や地域医療に力を入れる他、補完代替医療やハーブ、アロマに造詣が深く、全国各地で積極的に講演活動も行う。著書に『病気が消える習慣』、『キレイをつくるハーブ習慣』(経済界)など。

 監修/入谷栄一(いりたに・えいいち)先生

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