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肺がんステージ4でも5年生存率2~3倍向上 医師「驚異的な結果」 免疫チェックポイント阻害薬で
京都大学の本庶佑(ほんじょたすく)特別教授がノーベル生理学・医学賞を受賞したことで注目を集めた、がんの最新治療薬「免疫チェックポイント阻害薬」。がんがもっとも進行したステージ4の患者でも治癒を目指せる薬として期待され、肺がんにおいては2015年12月にオプジーボ(一般名ニボルマブ)が、16年12月にキイトルーダ(一般名ペムブロリズマブ)が国内承認されており、臨床現場で使われて7、8年が経つ。それらの薬剤は、5年生存率をどれだけ向上させることができたのか。全国規模のデータがまだ発表されていない段階だが、臨床試験の結果は専門学会などで発表され始めたという。肺がんの薬物療法の最新事情について、順天堂大学順天堂医院呼吸器内科教授の高橋和久医師に取材した。

