■佳子さまは3回撮影に成功した

【4】講書始の儀(撮影/白滝富美子)
【4】講書始の儀(撮影/白滝富美子)
【5】新年祝賀の儀(撮影/白滝富美子)
【5】新年祝賀の儀(撮影/白滝富美子)
【6】歌会始の儀(撮影/白滝富美子)
【6】歌会始の儀(撮影/白滝富美子)

「講書始の儀」は1月14日、「歌会始の儀」は同月18日に開かれた。いずれも新型コロナウイルスの感染防止のため、密を避け、出席者数を大幅に減らしての開催となった。

 佳子さまは今年3回、撮影に成功している。

「14日も18日も佳子さま狙いで行きました。歌会始の時は、皇居に向かうところを撮りました。巽門でね。雅子さまが皇居に入って、全然お出かけにならないから、佳子さま狙いをしたの。佳子さまも好きだったんですが、雅子さまで忙しくてできなかっただけ。これからも何かある時には佳子さま狙いをするつもりです」(白滝さん)

 歌会始の儀では、佳子さまが詠んだ次の歌が「恋の歌ではないか」と注目を集めた。

「窓開くれば金木犀の風が入り甘き香りに心がはづむ」

「佳子さまは恋に憧れるんでしょうね。ニューヨークに暮らす姉の小室眞子さんを支えて欲しいね」(白滝さん)

■葉山御用邸に向かう上皇ご夫妻

【7】葉山御用邸に向かう上皇ご夫妻(撮影/白滝富美子)
【7】葉山御用邸に向かう上皇ご夫妻(撮影/白滝富美子)

 白滝さんは4月12日、上皇ご夫妻が仙洞仮御所を出発し、葉山御用邸に向かうところを写真におさめた。

「上皇ご夫妻は東京都港区の仙洞仮御所から旧赤坂御所への引っ越しのために、4月26日まで葉山御用邸(神奈川県)で滞在されています。ご静養を兼ねてね。美智子さまは、葉山では散歩したりして、カメラはダメだけど、スマホなら写真を撮れることもあるらしいわよ。私は、ご出発前に写真が撮れてよかった」(白滝さん)

■みどりの式典に出席した両陛下をキャッチ

【8】みどりの式典に出席した両陛下(撮影/白滝富美子)
【8】みどりの式典に出席した両陛下(撮影/白滝富美子)

 白滝さんは正午過ぎのバスに乗り、電車を乗り継いで午後2時頃、現地に到着。両陛下の撮影が終わったのが午後5時35分頃。それから30分くらいかけて、東京駅八重洲まで歩いた。

 雨の中、約3時間半の張り込みに耐えた白滝さんは「朝早くから並ぶこともあるんだから、これくらい普通よ」と平気な様子。

「両陛下はご静養地の葉山(神奈川県)、那須(栃木県)、下田(静岡県)に行かれると、開放的になって地元の人とも話されるので、ご静養に行くのが待ち遠しいね。那須の地元の人も寂しがっていましたよ」(白滝さん)

(AERAdot.編集部 上田耕司)

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上田耕司

上田耕司

福井県出身。大学を卒業後、ファッション業界で記者デビュー。20代後半から大手出版社の雑誌に転身。学年誌から週刊誌、飲食・旅行に至るまで幅広い分野の編集部を経験。その後、いくつかの出版社勤務を経て、現職。

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