井上咲楽
井上咲楽

 昨年、トレードマークだった太眉をカットしてイメチェンしたタレントの井上咲楽(22)。その後、水着グラビアの仕事にも挑戦するなど、この1年で劇的な変化を遂げた。一方、国会の傍聴が趣味で、スポーツ紙に政治コラムの連載を持つなど、政治への関心が強いことでも知られている。

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 11月2日に放送された「めざまし8」(フジテレビ系)では、衆院選の小選挙区で敗北した自民党の甘利明幹事長(当時)について言及。井上は実際に甘利氏の演説を聞きに行ったそうで、「この人はずっと国の中心で働いてきた人なんだなと感じた」と演説の感想を述べ、「だからこそ、お金の問題はきちんと説明しないといけなかった」「永田町と国民感情の乖離を感じた」と政治評論家のような見解を示していた。

 政治通としてお茶の間で認知されるようになった井上だが、最近では政治の話題以外のコメントでも、その鋭さが評価されているようだ。テレビ情報誌の編集者は言う。

「10月に放送されたバラエティー番組で『小島瑠璃子はなぜ女性ウケしないのか』というテーマについて分析していたことがありました。そこで、今の一般的な女子ウケは『私、これだけ努力してきれいなんですよ』というところを見せていくことだと分析。小島に対して『こじるりさん、すごいおきれいじゃないですか。女子からしたら何でもできちゃうというように感じるんです。することがないと思っちゃう』とコメント。さらに『隙とか見せるといいんじゃないですか』とアドバイスし、『何も考えてないんですよ。だから撮られちゃうんですよ。後輩として本当に心配になる』と、気遣いもみせていました」

 一方、「ORICON NEWS」(9月15日配信)では、過去の自分について「友達がメークやファッションに目覚めてあか抜けていく中で、私にはそういうのは似合わないと思い込んでいた」「太眉&お団子へアで無邪気なイメージの私がかわいく見せようとしたら、周りが冷めてしまうんじゃないかという不安もあって、変わる勇気がなかった」と語っており、自分自身のことさえも客観的に分析していた。

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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浜田雅功にも「かわいいを狙いすぎ」とダメ出し