中日は福留、ヤクルトは内川…「ベテラン獲得」にどれほどの意味があるのか? (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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中日は福留、ヤクルトは内川…「ベテラン獲得」にどれほどの意味があるのか?

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今オフに古巣中日に復帰した福留孝介 (c)朝日新聞社

今オフに古巣中日に復帰した福留孝介 (c)朝日新聞社

 福留孝介(阪神→中日)、内川聖一(ソフトバンク→ヤクルト)、能見篤史(阪神→オリックス)の所属先が早々と決まった。

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 知名度抜群とはいえ、現時点での年齢や実力を考慮されて前球団を退団。去就決定には時間がかかると思われていた面もあったため、多少の驚きもあった。獲得を決めた球団の思惑はどこにあったのか? 戦力としてチーム力アップになりうる存在なのか……。

 今オフは選手の動きが例年以上に静かだ。目玉と言われた山田哲人(ヤクルト)は、7年総額40億円とも言われる大型契約で残留。同じく大野雄大(中日)もFA権を行使せず年俸3億円プラス出来高5000万円の3年契約を結んだ。その他にも田中広輔(広島)が現状維持の1億5000万円プラス出来高の2年契約でチームに残った。

 目立った動きはポスティングでのメジャー挑戦を目指す菅野智之(巨人)の去就。それ以外では、DeNAの梶谷隆幸、井納翔一の2人がともにFA権行使して巨人に移籍したくらいだ。そんな波風少ない球界において、福留、内川、能見の移籍は話題になっている。しかも戦力外になりながらトライアウトへの参加などを経ずに、順調に契約が結ばれた。

「各球団の顔とも言えた選手。全盛期に比べれば力は落ち始めているが、故障があるわけではない。出場機会さえ与えられれば戦力になれるはず。それでも戦力外とみなされたのは、球界全体が過渡期に入っているということ。若い選手が主力になる中、よほどの存在感がなければ必要とされにくくなっている。特にこの3人は昔ながらのタイプで自己主張も強い。成績が落ちてくれば逆風が強くなるのも当然。新しい主力選手たちがやりやすい環境を作るためにも戦力外にされた面はある」(在阪スポーツ新聞記者)

 球界最年長43歳の福留は今季43試合に出場、打率.154、1本塁打、12打点と低迷。38歳の内川は2軍ながら打率.327の好結果を残していたが、プロ入り後20年目にして初めて1軍での出場なしに終わった。41歳の能見は今季34試合に登板、1勝0敗、防御率4.74だった。


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