フジモンのガヤが聞こえなくなった ひな壇芸人の「笑えない現実」 (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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フジモンのガヤが聞こえなくなった ひな壇芸人の「笑えない現実」

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藤原三星dot.#夫婦#離婚
テレビには欠かせないFUJIWARAの藤本敏史 (C)朝日新聞社

テレビには欠かせないFUJIWARAの藤本敏史 (C)朝日新聞社

■共演者に「離婚ネタNG」と頼んでいる?

 現在、レギュラーはコンビとして出演する「名医のTHE太鼓判!」(TBS)くらいで、ほとんどは不定期出演。数々のバラエティに出演してはいるが、細かくツッコミを入れる「ガヤ芸人」としての出番が多い。

 しかし、「彼の唯一の武器であるガヤすらも使いづらくなる」というのはバラエティ番組の制作に携わる放送作家だ。

「そもそも、他人の恥部にツッコミを入れて笑いを誘うガヤ芸人として人気だった藤本さんですが、自分がここまで不幸のどん底に陥ってしまうと、ガヤなんて言っていられないし、視聴者も笑わない。今後どのような芸風でいくのか、芸人としての岐路に立たされているはず。聞いた話では、共演者に離婚ネタはNGにしてほしいと本番前に頼みまくっているとか。しかし、藤本さんはたくさんの芸人が出ている番組でこそ輝く人。やはり、周囲に気を使われるようになったら芸人としては終わりので、タピオカもタテ読みもイジってもらえるような懐の深さが今後は問われていくと思います。なんとか、この騒動に負けず輝きを取り戻してほしいですね」

 TVウオッチャーの中村裕一氏は、前途多難なガヤ芸人の今後を次のように分析する。

「もともとFUJIWARAは、雨上がり決死隊やナインティナインと一緒に吉本印天然素材というユニットを組み、ブレイクして若くして東京進出していた。しかし、ユニットが消滅した際に仕事が激減し、一度、大阪へと戻ったという苦い歴史があります。しかし、そこから関西ローカルのロケ番組『吉本超合金』で出直しを図り、後輩芸人などとも切磋琢磨しながらチャンスをつかみ、再び東京に進出。芸人以上ににぎやかでキャラの濃い一般人がひしめく大阪ロケで培った大声とツッコミ力で、元祖ガヤ芸人としてバラエティ番組で重宝されるようになり、今のポジションを築いた。今回の騒動で、時折ひな壇で神妙な面持ちになることもありますが、時間が経てばまた元のフジモンに復活し、見事なガヤを飛ばしてくれると期待しています」

 果たして、稀代のガヤ芸人が本来の声を取り戻すことはできるのか。離婚劇から起死回生の復活劇を期待して待ち続けたい。(藤原三星)


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