イチローの“唯一無二の戦友” ともに「暗黒期」過ごした右腕が崖っぷち (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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イチローの“唯一無二の戦友” ともに「暗黒期」過ごした右腕が崖っぷち

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イチロー(左)とヘルナンデス(右) (c)朝日新聞社

イチロー(左)とヘルナンデス(右) (c)朝日新聞社

 記事の中では、「2019年シーズンで一番耳障りな要素に、2人のレジェンドが含まれている。イチローとフェリックス・ヘルナンデスが、様々な部分で不安定な状態になっている」と、シーズン前にも関わらず、最も気になる部分として2人の去就について言及。いかにイチロー、ヘルナンデスの存在がシアトルにとって大きいかを伝えていた。

 ご存知の通り、イチローは日本での開幕戦を最後に現役を引退。一方ヘルナンデスも、今季は開幕から8試合に先発登板した時点で、1勝4敗、防御率6.52と振るわず。5月には、広背筋のケガでIL(故障者リスト)入りとなり、自身のキャリアを左右する今シーズンも苦しんでいる。

 しかし、8月24日のブルージェイズ戦で約3カ月半ぶりに復帰登板を果たし、勝敗こそつかなかったものの、5回2/3を投げ、3安打、4三振、2失点と好投を披露した。登板後には、「長かった。でも、戻ってくるためにがむしゃらに頑張って、それを成し遂げた。チームメートとグラウンドでプレーできたことが楽しかった。すべてに感謝したい」とコメント。復帰登板までの道のりが険しかったことを吐露するとともに、復活へ好感触を得たことを、メジャーリーグ公式ページのMLB.comは伝えていた。

 マリナーズのスコット・サービス監督も「素晴らしい結果で、見事な復帰登板だった」と右腕のこれからの挽回に、手ごたえを感じている様子。過去にも成績が下降線をたどる中で、バートロ・コロンやスコット・カズミアーらが奇跡的なV字復活を果たした例もある。

 イチローの引退試合では、イチローを師と仰ぐディー・ゴードンが涙を流していたことは非常に印象深かったが、ヘルナンデスがイチローとハグを交わした際の表情も、歴史を知るファンからすると様々な思いが伺い知れ、胸にぐっとくるものがあった。

 正直ピークを越えたとはいえ、まだ33歳。イチローの影響でマリナーズを応援するようになり、自然とヘルナンデスの成長と活躍を見守ってきた日本人ファンも多いはず。もう一度“キング”がマウンドを制圧する姿を待ち望んでいるはずだ。


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