松坂、桑田… そして岩瀬も!?「二刀流」の潜在能力を秘めた投手たち (2/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)
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松坂、桑田… そして岩瀬も!?「二刀流」の潜在能力を秘めた投手たち

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2006年6月9日に行われた阪神戦でホームランを放った松坂(西武時代)  (c)朝日新聞社

2006年6月9日に行われた阪神戦でホームランを放った松坂(西武時代)  (c)朝日新聞社

■岩瀬仁紀
 川上と同じく中日の一時代を築いた、現役レジェンド左腕・岩瀬仁紀も、高い打撃センスを持つ一人だ。愛知大時代には巧打の外野手として鳴らし、リーグ歴代2位となる通算124安打で打率.323を記録。外野手として大学ジャパンにも選出された。社会人を経てプロ入りして以降は、リリーフという役割上、打席に立つことは少ないが、プロ通算48打数10安打で打率.208。2006年7月の阪神戦では、1死3塁の場面で打席に立ち、能見篤史の初球、外角低めのストレートを叩いてセンター後方への犠牲フライ。ベンチ内の落合博満監督もほくそ笑んだ鋭いスイングだった。

■松坂大輔
 言わずと知れた平成の怪物・松坂大輔だが、横浜高時代には4番を務めていたこともあり、打撃力の高さは有名だった。西武入団後も打撃練習を取り入れ、2000年8月のオリックス戦では9回2死満塁から代打で登場してセンター前へのタイムリーを記録。06年6月の阪神戦ではダーウィンの150キロの高めのボール球を豪快に捉えて左中間スタンドへ叩き込んだ。海を渡ってからは打撃練習が禁止されていたこともあったが、ワールドシリーズ第3戦のロッキーズ戦でタイムリーを記録。打者としても優れた才能を持っていた。

■野茂英雄
 松坂よりも先に海を渡ってトルネード旋風を巻き起こしたパイオニア・野茂英雄は、バットを握っても非凡なものがあった。近鉄時代にはその打撃が披露されることはなかったが、メジャー移籍後は打席に入って力強いスイングを披露。当初は凡退ばかりだったが、徐々に対応し、渡米4年目の1998年に初本塁打を記録。2002年からは3年連続でアーチを放ち、最終的にメジャー通算485打数65安打の打率.134ながら4本塁打&26打点をマーク。投手として三振を積み重ねる陰で、長距離打者としての才能も垣間見せた。

■前田健太
 トルネード旋風から約20年、同じドジャーブルーのユニフォームを着ることになった前田健太も、高い打撃センスを持っている。PL学園高では「4番・エース」として、高校通算27本塁打を記録。プロ入り後も素早いフィールディングとともに勝負強いバッティングで野手としての能力を披露し、日本通算436打数64安打の打率.147、2本塁打、27打点をマークした。さらにメジャー移籍1年目には、4月のデビュー戦で投手として初勝利を挙げるとともに、打者としてメジャー1号弾を放って見せた。


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