ベルギー戦で見えた? 槙野智章を“キャプテン”にすれば面白い理由 (3/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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ベルギー戦で見えた? 槙野智章を“キャプテン”にすれば面白い理由

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競り合う槙野(左)とベルギーのルカク(撮影・六川則夫)

競り合う槙野(左)とベルギーのルカク(撮影・六川則夫)

 槙野がこのままレギュラーを獲得するかどうかは分からない。ただ、右SBとCBの2つのポジションを代表レベルでプレーできるポリバレントな選手の誕生は歓迎すべきだろう。今回の欧州遠征で2試合ともフル出場した槙野は、中3日でACLの決勝第1戦、サウジアラビアのリヤドでアル・ヒラル戦に臨む。

 かなりハードな日程ではあるが、それでも槙野は「個人的な意見としては、やっぱり多くの試合に出たいし、いろんなチーム、いろんな選手とやりたいし、経験も積みたいという意味では、スケジュールうんぬんじゃなくて、たくさん試合をしたくてウズウズしています」と意に介さない。

 吉田はブラジル戦でホールディングの反則から先制点となるPKを与え、ベルギー戦でもゴール前で不用意なヘッドでのパスでピンチを招いた。いまの吉田には意思の疎通に不安を感じる。その点、槙野のプレーははっきりしているだけに、旬の選手と言えるだろう。

 11月の欧州遠征2試合で、森岡亮太や久保裕也、浅野拓磨、原口元気、乾貴士ら海外組のテストは終わった。どんな評価が下されるのかは来年3月までのプレーによる。その前に12月は国内組によるE-1選手権(旧東アジア選手権)が日本で開催される。この大会では、槙野にキャプテンを任せてみるのも面白い気がしてならない。それだけリーダーシップを発揮した欧州遠征だった。(サッカージャーナリスト・六川亨)


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