ブンデス1部に昇格決定…レッドブルが創設した“金満”新興クラブの野望 (2/4) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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ブンデス1部に昇格決定…レッドブルが創設した“金満”新興クラブの野望

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RBライプツィヒへの嫌悪感を示す相手ファン(写真:Getty Images)

RBライプツィヒへの嫌悪感を示す相手ファン(写真:Getty Images)

 製薬会社バイエルをオーナーとするレヴァークーゼン、自動車メーカーフォルクスワーゲンをオーナーとするヴォルフスブルクはどうなのかと言えば、こちらはそもそもの成り立ちが「従業員のサッカーチーム」であり、DFBのルールは適用外。ちなみに、「50+1」ルールは、20年以上クラブを保有していれば適用外となる。

 というわけで、「レッドブル・ライプツィヒ」が使えなくなった上層部は知恵を絞った。規約違反を回避しつつ、ブランド戦略もかなえるには──。そこで生まれたクラブ名が「RasenBallsport Leipzig」、直訳すれば「芝球技ライプツィヒ」である。といっても、「RB」の文字から「RasenBallsport(ラーゼンバールシュポルト)」という造語を思い浮かべる人などいないわけで、RBライプツィヒと言えば当然「レッドブル・ライプツィヒ」である。ドイツメディアもRBライプツィヒを「die Roten Bullen=レッドブル」と呼んでおり、戦略は成功した。

 名称の次はロゴである。ライプツィヒはザクセンリーグ(5部)を戦っていた当初、クラブエンブレムにレッドブルロゴをそのまま採用しようとした。しかし、ザクセン・フットボール連盟からひじ鉄を食らい、気持ち程度に修正。2部に昇格したときにも、DFLから企業ロゴとはっきり区別をつけるよう要請され、またまた修正。それでも、2頭の赤い雄牛が角を突き合わせる姿は健在で、誰が見てもこれはレッドブルである。


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