日大アメフト部の内田前監督が「かんさいがくいんだい」と連呼(c)朝日新聞社
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→続いて「実はこうやって読む大学」「確かめないと読み間違えそうな大学」
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 日本大アメリカンフットボール部前監督が関西学院大の関係者らを訪問し、自校選手のラフプレーを謝罪した際のできごとである。監督は帰路、報道陣の取材に応じた際、関西学院大を「かんさいがくいんだい」と誤って読んでしまった。

【表】これは読める? 読み間違いやすい大学一覧

 これについて関学関係者は「長年、ライバル校にありながら、信じられない。誠意がない」とよけいに不信感を強めてしまった。火に油を注いだ、と言えよう。

 関西学院大

読み間違えやすい大学
読み間違えやすい大学

は校名の読みについて次のように説明している。

「関西学院大学は、『かんせい』学院大学と読みます。どうして、このような読み方になっているのでしょうか。関学が設立されたのは1889年。明治22年の日本では、東京を『とうけい』というように漢音読みにすることが多かったようです。ですから当時は『関西』も『かんせい』と読んでおり、関学の校名もそのままの読み方でつけられました。校名からも118年をかぞえる関学の長い歴史が感じられます。ちなみに発音は『くわんせい』となり、関学の英文表記も『KWANSEI GAKUIN』となります」(同校ウェブサイト、2007年)。

 いま、日本には750以上の大学がある。このなかには、関西学院大のように校名を間違えて読まれてしまう大学がいくつかある。その代表が、「日本」が付く大学だ。次の11校はすべて「にっぽん」と発音する。

●日本体育大→にっぽんたいいくだい
●日本工業大→にっぽんこうぎょうだい
●日本赤十字看護大→にっぽんせきじゅうじかんごだい
(日本赤十字北海道看護大、日本赤十字秋田看護大、日本赤十字豊田看護大、日本赤十字広島看護大、日本赤十字九州国際看護大の系列校がある。すべて「にっぽん」読み)
●日本文理大→にっぽんぶんりだい
●東日本国際大→ひがしにっぽんこくさいだい
●西日本工業大→にしにっぽんこうぎょうだい

 ほか、日本医科大、日本女子大、日本文化大などはすべて「にほん」と読む。その数は16校。ちなみに日本大学は、「にっぽんだいがく」ではない。 念のため。

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