社長になる卒業生が多いことで知られる日本大学。東京商工リサーチの調査によると、7年連続でトップとなった。一方、若者に限定すると慶応大学の出身者が目立つ。近い将来、日本大学一強時代は変わっていくのだろうか?

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 東京都内に本社を置く社長の「出身大学」をみると、トップは日本大学の7174人。圧倒的に卒業生が多く、調査開始以来、7年連続でトップを堅守した。次いで、2位が慶応義塾大学4953人、3位が早稲田大学4805人、4位が明治大学3226人、5位が中央大学3080人と、上位5位までを大手私大が占めた。6位に国公立大トップの東京大学が2211人でランクインし、7位が法政大学2169人、8位が立教大学1670人、9位が青山学院大学1495人、10位が東海大学1338人の順で、上位15位までの順位は前年と変化はなかった。

 上位10大学までが社長数1000人以上で、東京都内に本部を置く総合私大が目立った。

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