年齢を経てますます大切なのは、毎日を機嫌よく過ごす力「ごきげん力」ではないでしょうか。
人生いいこともあれば、悪いこともある。馬が合う人もいれば、合わない人もいる。でも、どんなときでも「ごきげん力」さえあれば、大丈夫。
元吉本興業の名物マネージャーで、現在、「笑い」や「元気」などをテーマに年間300回ものセミナー・講演を行う大谷由里子(51歳)さんがお送りする「ごきげんに生きるために大切な習慣」。
大人気イラストレーターの上大岡トメさんのコラボ4コマも同時連載中です!
* * *
わたしは、「リーダーズカレッジ」という1年間の研修を主宰している。
毎年4月から翌年3月までのカリキュラムで、前半はみんなで新喜劇を作って発表会をし、後半は、自分たちでいろんな企画を考える。
参加者は、経営者もいれば新入社員もいる。OLもいれば士業もいる。
そしてカリキュラム前半では、目標はあるけれど、人間関係ができていない。
だから人間関係から作っていかなければならない。
後半は、人間関係はできているけれど、目標がなく、自分たちで目標を作って、そこに向かって行かなければならないという内容。
これを18年間続けてきた。
1年間という期間があるからいいのか、ほとんど利害関係もないことがいいのか、年齢や職業を超えて、けっこうみんな仲良くなる。