ここ数年、秋の一大イベントとして、日本でも存在感を増しているハロウィーン。10月になるとイベントが開催され、仮装グッズが販売されるなど盛り上がりをみせている。しかし一方で、いまいち馴染めないという人も確実にいる様子。実際、ハロウィーンを楽しんでいる人はどれだけいるのだろうか。アンケートから、意外な実態が見えてきた。
化粧品会社のマンダムでは、18~30代女性438名を対象にハロウィーンの意識調査を実施した。これまでに「ハロウィーンイベントに参加したことがあるか」という質問に対して、45%が参加経験ありと回答。さらに、その際に仮装したという人は75%に及んだ。
また今年に関しては「すでにハロウィーンイベントに参加した」もしくは「これから参加したいと思っている」という人は合わせて50%という結果に。年代別にみていくと、18歳~24歳の若年層では58.6%が参加した、もしくは参加したいと回答しており、もっとも関心が高かった。一方で、35歳~39歳でも46.4%が同様の回答をしており、年代を問わず、ハロウィーンが人気を集めつつあることが見えてきた。
ハロウィーンといえば欠かせないのが仮装であるが、一口に仮装といってもその程度はさまざまだ。参加する人たちは、どの程度の仮装を考えているのだろうか。
「ハロウィーンでどこまで仮装を楽しみますか?」との質問では、「普段着などで再現できる程度のコスプレ」との回答が57.5%もっとも多く、やはり手軽にできるものを望む傾向にあるようだ。しかしそれに次いで多かったのが「専門の衣装や、かなり手を加えた本気のコスプレ」と回答した人で、32.4%。仮装する人の3人に1人が、「本気のコスプレ」に挑戦したいと考えているのだ。ここ数年の盛り上がりを受けて、やるからには徹底的に楽しみたい、という人が増えてきているのかもしれない。