入園式や入学式から約1ヶ月近くが経ち、子どもたちは新しい環境になじんできたころ。そうすると、次はそろそろ親同士が仲良くなる時期だ。親たちの中には、積極的にママ友を作りたいと思っている人もいれば、あまりママ友同士のお付き合いには興味が無いという人もいる。なかなか両者を見分けるのは難しいところだが、個人の行動や好みの傾向と性格の関連性についてリサーチをしているディグラム・ラボの研究によると、「ローズの香りが好きなお母さんは、ママ友作りに積極的な人が多い」ということが判明した。
今回、ディグラム・ラボがおこなった調査は、20~40代の主婦300人に、回答者それぞれの「ママ友との付き合い方」と「好きな香り」を聞き、その関連性を調べるというもの。
なお、調査に使われた香り項目は、シトラス、ラベンダー、ベリー、ローズ、ミント、石けん、ソープ、ライム、フローラル、ジャスミン、アップル、グリーン、マリン、ハーブ、無香タイプの全15種類(複数回答可)。
まずは、「ママ友と仲良くなりたいですか?」という問い。これに対し、「積極的に仲良くなりたい」と答えた人のうち好きな香り上位になったのが「ローズ」(23.7%)、「フローラル」(21.1%)、「ラベンダー」「ベリー」(ともに18.4%)。
また、「ママ友は多ければ多いほど嬉しい」という問いに対しても、「はい」と回答した人で好きな香りの上位を占めたのは、「ローズ」(23.2%)、「ラベンダー」(19.5%)、「フローラル」(17.1%)だった。
さらに「自分からママ友に声をかけたり情報発信をしたりするタイプですか?」という問いに「はい」と答えた人たちのなかで、好きな香り上位を占めたのが「ローズ」(29.8%)、「シトラス」(23.8%)、「フローラル」(20.2%)。こちらも「ローズが好き」と答えた人が全体の3割にものぼった。
調査に携わったディグラム・ラボ所長の木原誠太郎氏はこう語る。
「この結果を見ると、友達作りに積極的でコミュニケーション能力が高いお母さんほど、ローズの香りが好きだと言えるかも。また、逆に考えれば、自宅にローズの香りが漂っているお母さんほど、フレンドリーで交友関係が広い可能性が高いので、ママ友になりやすいかもしれないですね」
まだ付き合いが浅いママ友の家に遊びに行った際は、まず家に漂う香りを確かめてみよう。もし、家中がローズの香りであふれていたら、その人はとは良きママ友になれるかもしれない。