さて、そして今回紹介するのは、前出の女の子の肉嫌いを克服したささみのレシピ。

 子どもに粗熱をとったささみを割いてもらうときに、「この方法だと、お肉がとっても柔らかくなるんだよ!食べるのが楽しみだね」などと声をかけて、上手にワクワク感を引き出してください。

 材料を全て混ぜ合わせたら、すかさず「ちょっと味見してみる?」。一緒に味見したら、わぁ!っと驚いた顔で「○○ちゃんの作ったお肉、美味しいね!」と褒めまくってみましょう!

<材料>
ささみ……4本
きゅうり(スライサーで輪切りにする)……3本
ザーサイ……1/2瓶
塩……小さじ1/2
ごま油……大さじ1/2
仕上げ塩……ひとつまみ
すり白ごま……小さじ1/2

<作り方>
(1) ささみの下準備をする。
大人:ささみに火を通す。鍋に1リットルの水を入れて沸騰させる。そこにささみを1本ずつ入れて、再沸騰したら火を止め、蓋をして8分間余熱で火を通す。8分経過したら、皿にささみを取り出し、粗熱を取る。
子ども:手で触れるくらいの温度になったら、ささみを小さくほぐす。この時に筋を取り除く。

(2)きゅうりの下準備とザーサイの下準備をする
大人:きゅうりをスライスする。ザーサイをお好みの大きさに切る。
子ども:きゅうりに小さじ1/2の塩を振り、5分ほど置いて水分を出したら、ギュッと絞る。

(3)材料を混ぜ合わせる。
子ども:(1)と(2)をボウルに入れたら、ごま油と白ごまを加えて和える。最後にザーサイを加え、ひとつまみの塩で味を整える。

(文/武田昌美)

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