しばらくして、泣いてばかりいても仕方がないので、現状を打開するために色々なことをしました。0歳児のワンオペ育児で働けなかったので、自宅でWebライターをしたり、ブログを書いてアフィリエイトや商品販売、通訳の仕事など、オンラインでできることをしていました。頭で考えると色々とイヤになってしまうので、未来のことを考えずに目の前の1日をどうにかしようと、とりあえず手を動かしていました。ピンチの際に、この思考法は非常に大切です。そしてYouTubeがヒットして、気づけばYouTuberになり、こうしてコラムを書いています。

 YouTubeは、ピンチの人のほうが大成しやすいのかもしれません。必死にやる理由がないと、できないくらいに大変な労働だからです。子供が幼稚園に通うまでは、毎朝4時に起きて3、4時間ほど作業していました。そうでもしないと集中して仕事をする時間が取れませんでした。私が安易にYouTubeを人にすすめないのも、これが理由です。YouTuberになってからも、さまざまなピンチはありましたが、あきらめずに行動して続けて乗り越えました。良い状態も悪い状態も、永遠に続くことはないので、その転換期がピンチやチャンスになるのだと思います。

 生まれてから死ぬまで、何のトラブルにも巻き込まれずに日々を過ごせる人はごく稀だと思います。大なり小なり、災害や不況や事故などの不測の事態が必ず起こります。そして、降りかかったピンチにどう対応するかが、人生を左右します。現在、コロナで多くの人々や企業は問題を抱えています。受験や進学や就職、仕事など、あらゆる面で影響を受けなかった人はいません。このピンチに、どう対応するかは今後の人生において重要です。悲しんだり、怒ったり、悔しがったりする時期は過ぎたと思います。どう対応するのか、どう乗り切るのかを考えて動く時期になっています。起きてしまったことは仕方のないことで、変えられませんが、どう対処するかで未来は変わると思います。

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