新連載「アエラ to SDGs」では、2030年までに達成するべき目標として国連が定めた17のゴールSDGs(エス・ディー・ジーズ)について毎回一つずつ写真で表現し、私たちが考えるべきこと・できることは何かをテーマにお届けします。
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世界中の人々がかつて無いほど互いの国を行き来していた時代が、突然終わりを告げた。国境を越えた移動が厳しく制限され、その原因をめぐって大国がののしり合う今、パートナーシップという言葉が空疎に響く。でも、リモートという利器を得た私たちは世界の仲間と自由につながれる。今は会えなくても、一緒に何かを成し遂げるための信頼関係はきっと育っている。(写真・篠塚ようこ/文・上栗崇)
※AERA 2020年12月7日号