
映画にミュージカル、最近では「筋肉体操」でも注目を集めている俳優の武田真治さん。作家の林真理子さんで、夫婦の生活について明かしました。
【武田真治、15年前の初ミュージカルに自責の念「認められるまでやめられない」】より続く
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林:武田さんはすごく彫りの深いお顔をされていて、デビューしたとき、私「なんてカッコいいんだろう」と思いましたよ。
武田:ありがとうございます。僕、北海道出身なんですが、ドサンコってご存じですか?
林:はい、北海道の馬ですよね。
武田:あの馬って、顔だけはシュッとしてるんですが、脚が短くて体が小さいんですよ。だからドサンコとかダックスフントを見ると、妙に親近感が生まれて(笑)。
林:そんなことないですよ、ぜんぜん。そうそう、去年ご結婚されたとか。おめでとうございます。
武田:ありがとうございます。
林:体も鍛えて精神も鍛えて、自分に納得したから結婚しようと思ったんですか。
武田:コロナが大きかったかもしれないですね。自粛生活で一緒にいたのですが、ずっといてケンカしない人にやっと出会えたといいますか。妻が気をつかってくれてる部分は大きいと思うんですけれど。
林:どういう方なんですか。
武田:歯科衛生士の国家資格も取っていて、本質的な努力とは何かを理解できる人だと思っています。僕は芸能界が長く、芸能界という場所では「普通」の基準を見失いがちですが、妻は一般的な常識を持っているのがありがたいですね。
林:特殊な仕事の人って、私もそうですが、外で何かイヤなことがあって、うちに帰って配偶者にそれを話したときに、どう返してくれるかがすごく重要ですよね。真に受けすぎて、一緒に重い気分になるんじゃなくて、ユーモアを交えてまったく違う発想で返してくれるとホッします。このあいだある会で、私宛てのロビーのお花が、間違って全部ほかの人のところに行っちゃったことがあって。うちに帰って「あれは私のお花なのにヒドい!」って言ったら、夫が「死ぬときは花で囲まれるんだから、今は我慢しろ」って(笑)。