その言葉があったからこそ、今の「歌手・加藤登紀子」があるのです。
眞子さまも、自分の力で生きると宣言したのです。もの静かではあるけれど、強い意志を感じます。なんだか私のときと似ているところがあるかもしれませんね。
眞子さまにも自由を大切にしてほしいと願っていますし、当時の私のことを思い出すと、全身で抱きしめたいくらい愛(いと)しい気持ちでいっぱいです。
今では以前とは違い、お二人のご結婚に対して心配する人がいて、見守る人もいて、そして応援してくれる人もいます。頭で考えるといろいろと思い悩むことも多いでしょう。でもこれからは自分たちにとって、うれしい道、幸せと思える道を、光に向かって歩んでほしいですね。
眞子さま、小室圭さん、ご自身の中にある、光に向かっていこうとする力を信じて、歩み続けてください。
(本誌・鮎川哲也)
※26日より前に取材しました。敬称などは取材時のままです。
※週刊朝日 2021年11月5日号