お笑い評論家のラリー遠田氏は言う。

「本来、病気というのはデリケートな話題ですが、痛風は一種のぜいたく病と世間では認識されており、飲みすぎ食べすぎが原因でなるものだというイメージがあるので、芸人がネタにしやすいのだと思います。芸人が病気のことを話すと、笑いを交えながらも『こんなふうにならないように皆さんは気をつけましょう』と健康への意識を高める効果もあります。病気ネタは面白くてためになる一石二鳥の優良なコンテンツという見方でもできます」

 痛風の予防や啓発に一役買っているとしたら、歓迎すべき流れかもしれない。(黒崎さとし)

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