プロ野球選手では他に元ロッテの立川隆史や、元西武の相内誠が格闘家に転身している。立川はキックボクサーとして6戦で3勝3敗という戦績を残し、今も現役の相内はキックボクシングルールで戦った初戦でKO負けを喫したが、今年11月に未来と海の朝倉兄弟がスペシャルアドバイザーを務める総合格闘技イベントBreakingDownでは相手を失神KOするなど、格闘家としてのポテンシャルを見せている。

 また、野球界からはメジャーリーグで2度の本塁打王となったホセ・カンセコも日本で総合格闘技デビューを果たしている。2009年5月のDREAMでチェ・ホンマンと対戦し、グラウンドからのパウンドでKO負けとなったが、メジャーで一流だった選手の参戦は日本のみならず米国でも注目を集めた。

 このように日本では多種多様なジャンルから格闘技デビューした有名人が多いことも分かる。去年のRIZINの大晦日大会では来季から日本ハムの新監督に就任する新庄剛志氏の参戦も噂されるなど、話題性重視のマッチメイクは度々行われてきた。今後も格闘技イベントに大きな注目が集まる大晦日などには“まさか”の業界からの参戦もあるかもしれない。

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