AERA2022年10月31日号
AERA2022年10月31日号

■海外にも挑戦したい

「挑戦し続けることです。作品にとって楽しいことをやる。楽しく仕事をすることが秘訣だと思います。普段は、自分自身がやっていることや作品に誇りをもって良い演技ができるように心がけています」（デュー）

　今回の取材は、イベントの合間のわずかな時間を縫って行われた。時計を見れば、残り時間はあと4分。最後に4人の今後の目標を聞いてみた。

「いま頑張っているのは音楽です。いろんなジャンルの音楽をやりたいし、楽器もドラムだけではなく、いろんな楽器に挑戦したい。俳優に関してもいろんな役を演じてみたいです。ジャンルも恋愛モノだけではなく、アクションだったりホラーだったり。あと、ゆくゆくはタイにとどまらず、ハリウッドなど海外の作品にも挑戦したいです」

　と言うブライトに続き、「いまは演技に集中しています」と話したのはデュー。

「僕もブライトさんと同じようにジャンルにかかわらず、アクションやホラーにも出演してみたいです。将来的には音楽もやってみたいのですが、まず自分の声が歌に向いているかどうかを確認してからですね（笑）」

　ナニも「演技に関しては僕もいろんな役を演じてみたいんです。変わった役もやってみたいです」とチャレンジ精神旺盛だ。ウィンも言う。

「僕はまず、音楽アーティストとしての活動をしてみたいです。そして、俳優はみんなと一緒で、ロマンティックな役以外にもいろんな役を演じてみたいです」

　前向きでひたむきで明るくて。そんな4人を見ているだけで、こちらの頬も自然と緩んだ。（フリーランス記者・坂口さゆり）

※AERA　2022年10月31日号

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