4.攻撃的発散行動
日頃のストレスを攻撃することで発散しようとし、ぶつける相手を探している人もいます。イライラを発散するために弱そうな誰かを攻撃することが前提なので、理由はなんでもいいのです。
そのため相手が謝ってきても余計に怒りをぶつけるだけ、怒っている原因は後づけで、まず怒って誰かを攻撃をしたいのです。
攻撃してくる人から
「自分を守る」防衛術
私たちは攻撃をされるメカニズムを知り、それをヒントに攻撃されない人になりたいですし、人を攻撃するような人にならないよう注意したいところです。
どのようなことに気をつければ攻撃を防衛、回避できるのかを考えていきましょう。
(1)攻撃の理由を分析する
攻撃をしてくる人がいたら、まずその原因を探してみましょう。相手は何に怒っているのか、ただ怒りたいだけなのか、もし原因があるならそれを回避することで、攻撃の悪化や回避ができる可能性が増えます。自分が原因なら修正して自分の成長にも活かせます。
(2)反応の順番に気をつける
弱く自信がない様子は、相手の格好の攻撃対象になりかねません。そのためには、強い態度をとること、そう見せることが大切です。
そこで気をつけたいのは、最初に好意的に振る舞って(優しく思いやりがありそうな態度)からの拒絶です。すると相手は「思い通りにならない」とイラッとして攻撃することがあります。
これは「ゲインロス効果」によるものと考えられます。