他の人と同じようなことをしているつもりでも、なぜか攻撃されてしまう人がいる。攻撃されやすい人のパターンと、攻撃する側の心理はどのようなものなのか(※写真はイメージです GettyImages)
他の人と同じようなことをしているつもりでも、なぜか攻撃されてしまう人がいる。攻撃されやすい人のパターンと、攻撃する側の心理はどのようなものなのか(※写真はイメージです GettyImages)
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 人間関係が一度深くこじれてしまうと、なかなか元の関係には戻れません。それならば、最初から関係を悪化させない方法を知り、こじれ始めたら早めに改善していきたいものです。ポーポー・ポロダクションの『ゼロからわかる オンライン&リアルのトラブルを回避 人間関係の心理学』(日本文芸社刊)より、なぜか攻撃されやすい人のパターンと防御策を紹介します。

なぜか「攻撃されやすい人」の特徴
タイプ別、顕著なパターンとは?

 他の人と同じようなことをしているつもりでも、なぜか攻撃されてしまう人がいます。

 どうせなら人ともめたくありません。そこで攻撃されやすい人の傾向を調べていくと、顕著なパターンがあることが見えてきました。

Aタイプ
期待に応えてくれない人

 ひとつめのタイプは「期待に応えてくれない人」です。ただし期待に応えないすべての人が攻撃の対象になるわけではありません。ここには「期待に応えてくれそうでありながら」という枕詞がつきます。

 最初から期待に応えてくれなさそうな人に、多くの人は期待しません。ところが応えてくれそうな人が応えてくれないと、そこに怒りの感情が生まれます。

「怒り」という感情は、主に自分の思い通りにならないときに発生します。「この人なら私の願望に応えてくれる」という期待感が高まっている状況で、実際には思い通りにいかなくなると、そこに強い怒りという感情が生まれます。

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残り2つのタイプとは?