実家で暮らす両親と、独立して離れて暮らす子どもたちはコロナ禍で会えない日が続いたが、日常的なやりとりのおかげか、孤立感はなかったという。
Turiさんの両親はこう言う。
「毎日が楽しい。子どもたちは遠くにいるけれど、LINEがつながっているから、家族が一つになったようで身近に感じます」
子どもたちはこうだ。
「やり取りしすぎ(笑)。仕事が一息ついてスマホを見ると、何十件もメッセージが溜まっている」(兄)
「父と母が今までよりも仲良くなってる! コロナ禍で兄弟がなかなか帰省できず寂しかったけど、離れ離れになっているという感じがしません」(妹)
「距離は離れているけど、実家を遠くに感じない」(弟)
「はじめてLINEでテレビ電話もして盛り上がりました。家族を身近に感じます」(Turiさん)
年末、Turiさんはとうとうるると対面した。両親とるるがいる実家は、「明るい空間だった」と笑う。
「親父は以前より柔らかい雰囲気になっていて、本当はこういうふうに全力でかわいがりたかったんだろうなと思います」
るるは2月18日で1歳の誕生日を迎えた。
るるをこよなく愛するTuriさんの両親に、るるに伝えたいことはあるか、聞いてみた。
すると、「(先代の保護猫は一緒に寝ていたから)一緒の布団で寝たいなあ」(お母さん)、「怪我をするんじゃないぞ!」(お父さん)とのこと。
少し成長したいまも、るるはお父さんの肩の上が大好きだ。二人と1にゃんは、日常の幸せを積み重ねていく。
(ニャエラ編集部・熊澤志保)