料理研究家の黒田民子さんが教える「家つまみでひとやすみ」。今回は「いちご大福」。
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紅白の取り合わせが縁起のいい「いちご大福」。桃の節句やお祝いごとにもぴったり。今回は電子レンジを使った、ご家庭でも作れるレシピをご紹介しましょう。
まずはいちごをこしあんで包み、いちごの先端が上にくるようにして、お皿に並べておきます。
次は求肥作り。耐熱容器で白玉粉と砂糖を混ぜ合わせます。粉がダマにならないよう、水は少しずつ加えながら混ぜるのがコツ。
これにラップをかけて電子レンジで加熱します。2分30秒加熱したら、一度容器を取り出し、よく混ぜ合わせ、再び1分30秒加熱します。さらに混ぜ合わせ、透明感とコシが出たら求肥の完成です。できたてをそのまま食べてもおいしいですよ。
これを8等分に切って熱いうちに伸ばし、いちご入りのあん玉を包みます。生地を上にのせて四隅をつまんで下に伸ばしながら包みましょう。多めに作って冷凍保存も可能です。みかんを包んだり、求肥をあんみつに添えたりしてアレンジもお楽しみください。
(構成/沖村かなみ)
◆いちご大福
【材料(約8個分)】いちご8個、こしあん200g、白玉粉100g、砂糖80g、水170cc、片栗粉50g
【作り方】作り方(1)いちごはヘタを取る。こしあんは8等分にして、丸く伸ばしていちごを包む。(2)耐熱容器に白玉粉を入れて指でつぶし、砂糖を加えて混ぜ、少しずつ水を加えながら混ぜ合わせる。(3)ラップをかけて電子レンジ(600W)で2分30秒加熱してよく混ぜ、再び1分30秒加熱する。(4)容器を取り出し、さらによく混ぜ合わせる。生地を片栗粉を敷いたバットに取り出し、キッチンバサミで8等分にする。(5)熱いうちに生地を伸ばし、(1)の上にかぶせて丸く形をととのえながら包み込む。
【ワンポイントアドバイス】生地を電子レンジで加熱したら、透明感とコシが出るまでよく混ぜ合わせる。
あん玉の上に生地をのせ、底の閉じ口に向かって四隅をつまんで丸く包み込む。
※週刊朝日 2022年3月11日号