
食品表示法では添加物は物質名表示が原則だが、実際には抜け穴があり、「香料」や「酸味料」といった一括名表示が認められているものもある。
「一括名表示が認められている添加物は全般的に毒性の低いものが多いが、香料の中には毒性の強いものもあって、サリチル酸メチルという香料を2%含めた餌をラットに食べさせた実験では、49週ですべて死亡している。香料メーカーは秘密体質で、取引している大手食品メーカーでさえ、どんな品目が使われているのかわかっていないこともあるのです」(渡辺氏)
食品添加物の実態はまだまだブラックボックスだが、消費者の意識と行動で変えていくしかない。表示を見ることは、その第一歩になるはずだ。(本誌・亀井洋志)
※週刊朝日 2022年3月18日号