冬になるとおでんが恋しく、おいしくなる。いや、冬でなくても全国にはおいしいおでんが待っている。現地で食べるのが一番だが、東京で食べられるご当地おでんを紹介。

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【金沢】うるわしきだしと具材のハーモニー (撮影/倉田貴志)
【金沢】うるわしきだしと具材のハーモニー (撮影/倉田貴志)

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■【金沢】うるわしきだしと具材のハーモニー

2019年2月オープンの千代鶴は、金沢おでんをメインに北陸の料理を供する。同店では、能登で作られる魚醤のいしるをベースに金沢の味を守りつつ、ややあっさりめに仕上げられ、車麩、バイ貝など、ユニークな具材が味わえる。「お酒も相性抜群の北陸のものを中心にそろえています」と店長の吉野友樹さん。

酒場 千代鶴
東京都板橋区大山東町55‐6 林ビル/営業時間:16:00~23:30/定休日:不定

■【沖縄】味と見た目のインパクトは強烈

世田谷ボロ市通りに面した地に沖縄居酒屋ゆいゆいはある。西表島出身の難波良(なんばりょう)さんが店主として秋冬限定で、しょうゆベースのてびちおでんとソーキのだしが存分に楽しめる軟骨ソーキおでんの2種の沖縄おでんを供する。「人のご縁を大切にしたいと店名を結(ゆい)を重ねてゆいゆいにしました」と話す難波さんはトレモノというバンドでも活動している。これからも音楽と料理でいろいろな人をつなげていく。

【沖縄】味と見た目のインパクトは強烈 (撮影/倉田貴志)
【沖縄】味と見た目のインパクトは強烈 (撮影/倉田貴志)

沖縄居酒屋ゆいゆい
東京都世田谷区世田谷1‐17‐4/営業時間:17:30~24:00(日~木・23:00L.O.)、17:30~翌1:00(金~土・23:45L.O.)/定休日:不定

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