そして日本が6勝2分けの勝点20で首位通過を決めたグループCは、2位・オーストラリア(勝点13)、3位・サウジアラビア(勝点10)、4位・インドネシア(勝点9)、5位・バーレーン(勝点6)、6位・中国(勝点6)となっており、ストレート通過の2位争い、プレーオフ進出の3、4位争いが面白くなっている。
このままの順位で最終節を終われば“順当”と言えるが、数字的にはインドネシアの2位浮上の可能性もあり、バーレーン、中国のプレーオフ進出もあり得る状況だ。対戦カードを見ると、そのカギを握るのが日本。6月5日にオーストラリアと対戦するが、ここで日本が勝利し、同日にサウジアラビアがバーレーンに勝利すれば、勝点13で並ぶ2カ国(オーストラリア、サウジアラビア)が最終節で直接対決するという非常に“熱い展開”となる。他方、インドネシアと中国が6月5日に対戦するが、そこでインドネシアが敗れると、6月10日の日本戦がインドネシアにとって“命運を分ける一戦”となる。多くの国が様々な可能性を残すラスト2戦。日本の対戦国の状況や他グループの動向に注視すると、この6月シリーズをより一層、楽しめることになりそうだ。
(文・三和直樹)
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