
そう言われて、ムッとするなら、きこりさんは、母親と同じでいいと思っているということになります。絶対に母親のようになりたくない、変わりたいと思っていたら、感謝するはずでしょう?
次に、「ヒステリックにならず、穏やかに伝える」というコミュニケーション方法を学びましょう。
夫のコミュニケーションはどうですか?優しいコミュニケーションですか? ならば、夫の言葉遣いい、言い方、感情の処理の仕方を真似しましょう。
義理の両親は、どうですか? やはり優しい人達ですか? もし優しい人達なら、そのコミュニケーションの仕方を学びましょう。
義理の母親が素敵な人なら、なるべく、一緒にいて、その人の言葉使いや感情の処理の仕方を吸収するのです。
きこりさんの友人には、コミュニケーションが素敵な人はいませんか? 自分の感情とうまくおりあいをつけられて、めったに感情を荒らげず、穏やかに対話を続けられる人です。
僕が繰り返し言っているように、「コミュニケーションが得意な人とは、誰とでもすぐに仲良くなれる人ではなく、やっかいな問題が起こった時になんとかできる能力の人」です。
そういう人は、きこりさんの母親のような「嫌味な口調」を言ったり、「挙げ句家を飛び出す」なんてことはしませんね。
コミュニケーションがうまい人の口調、言葉の使い方、感情や問題の処理の仕方をコピーするのです。
コミュニケーションは技術です。つまり、学ばないと定着しません。でも、逆に言えば、技術ですから、やればやるほど上達します。
こんなたとえもできます。