「昨季最も多くマスクを被った岸田は、投手陣の特徴を把握できているので大事な場面での起用が増えそう。大城は相手投手の絡みで攻撃力が必要な試合でのスタメンが予想される。チームのリフレッシュ時などには、山瀬や喜多らにもチャンスは与えられるはず」(巨人OB)
各捕手の特徴を生かしながら臨機応変な起用ができるのは大きな武器になりそうだ。その上で、「捕手複数制のカギを握るのはベテラン小林になる」(巨人OB)とも続ける。
「誰もが常に試合に出たい気持ちを持っている。だからこそ試合から外された選手の気持ちが切れないようなケアが大事。同様の立場にいる捕手の振る舞いが重要で、ベテランの小林にはその役割を期待したい」(巨人OB)
サッカー日本代表では、過去4度のW杯出場経験を誇る38歳の長友佑都が重宝されている。招集されてもベンチ外が続くが、経験豊かなベテランはチームの“縁の下の力持ち”となっている。試合出場は少なくても、常に黙々と練習に取り組み、明るさを忘れない小林は、競技こそ違えど「(サッカーの長友のような)役割もできる」(巨人OB)と期待する声もある。
それぞれ武器は違うが能力の高い捕手がそろう巨人。阿部監督が選手の個性を見極め、適材適所で起用できるかで今季のチーム成績も大きく変わってきそうだ。セ・リーグ連覇はもちろん、2012年以来となる日本一へ向け、どういった捕手起用をするのか。2年目となった阿部監督の手腕に注目したい。