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今後を考えると「金融・会計」の資格?
これから取得を考えている、または現在勉強中の資格・免許についても聞きました。
分野としては「金融、会計(FP、簿記など)」が最も多い22.2%。そして「法律、ビジネス(弁護士、社労士、行政書士、司法書士など)」が18.4%、さらに「医療、保育、教育、介護(保育士、介護福祉士、医療事務など)」と「IT、パソコン、情報処理」がほぼ同数で続きました。
そんなみなさんが、これから新しい資格の取得をめざす理由はなんでしょうか。
「今の仕事をよりよくするために、スキルを身に着けたい」は、2番目に多い38.1%。それよりも多かったのが「退職、定年後を見すえて、スキルを身に着けておきたい」の41.4%でした。
さらに「いつか役に立ちそうだから」が31.9%、「趣味のため、面白そうだから」が26.9%でした。
背景はさまざまですが、コメントからは「学び」へ意欲が伝わってきます。。
第二種電気工事士、食品衛生責任者、危険物取扱者乙種4類を取得した、という20代の男性は、
「資格取得に関わらず定期的に新しいこと学んでいかないと、将来、学ぶことが本当に必要になった際に勉強の仕方など苦労しそうだから」
とアンケートに回答。
「これからの未来が不安のため、お金について学ぼうと思った」という30代の男性は、フィナンシャルプランナーの資格を取得したそうです。
5年前に介護福祉士の資格を取得したという30代の女性は、待遇とスキルアップのために、「現在は社会福祉士受験資格を得るために働きながら通信制大学に在学中です」。
パソコンでエクセルやワードは使えるという40代の女性は、これからAIを使った仕事が増えることを想定して、AIのツールや簡単なプログラミングを学びたいそうですが、「中高年は学校教育でプログラミングやってないから1からなのがつらい…」。