「侍ジャパンやオールスターゲームで他球団の応援歌を歌うのが楽しい」というファンが今は増えている。そういった楽しみ方も良いが、「この球団には絶対に負けられない」というライバル関係が球界には必要でもある。
「多様性の世の中、 NPBでもお互いに負けられない対戦あっても良いのではないか。米国はアメフトやバスケも含め、そういった試合ばかりで困る時もありますけど(笑)」(在米スポーツライター)
「有原式FA」を巡る議論はNPBがルールを作るなりして解決するしかないだろう。だが、日本ハムとソフトバンクに生まれた感情は“勝つこと”でしか晴らされないかもしれない。昨年はレギュラーシーズンでは13.5ゲーム差と大きく離され、クライマックスシリーズ(CS)のファイナルステージでも敗れた新庄日本ハム。昨年の悔しさも絡んで“リベンジ”への思いは膨らんでいるはず。今季は両チームの“バチバチ”した戦いを期待したい。