非常事態ですから、強引に順番をつける必要があると思っているのです。
「とにかく離婚しない」ことは、とりあえず夫婦が同じ家に住んでいるとか、世間的には離婚を発表してない、なんてことですね。
でもこれは、「子供を大事にする」ことではないような気がします。
だって、子供は、敏感に両親の関係を感じるでしょう?
会話がないのはもちろんですが、会話があっても事務的だったり冷えきっていたりしたら、すぐに分かってしまうでしょう。
サンフラワーさんは、「今は夫婦として再構築の道を選びつつ」と書かれていますが、夫婦の会話はありますか?
関係はどうですか?
サンフラワーさんは、夫のことを嫌いになってないのですから、一応の会話はあるのでしょうか。
でも、もし、心の奥底にわだかまりがあって、それでも、子供が大事だからと、自分の感情を押し殺して夫婦関係を続けたら、間違いなく、子供は気付くと思います。
母親の顔から笑顔が消えたり、ストレスから自分の意見を子供に一方的に押しつけたり、健全な関係を作るのは難しくなるんじゃないかと思っています。
「夫婦円満で子供に接する」ということができれば、それは「子供を大事にする」ということに繋がるでしょうが、どうですか? サンフラワーさんの気持ちと夫の気持ちは、円満に寄り添えそうですか?
「経済的に充分なサポートができる」ということを一番にするなら、サンフラワーさんと夫の経済状態が問題になるでしょう。
相談に書かれてないので聞きますが、サンフラワーさんは働いていますか?それとも離婚したら、一から仕事を探さないといけませんか?
夫は、もし離婚したら、慰謝料だけではなく、充分な養育費を払えそうですか?
他に、サンフラワーさんが考える「子供を大事にする」ことはありますか?
世の中には、いろんな「子供を大事にする」ケースがあると思います。
「夫婦円満だけど、経済的には充分なサポートができない」場合とか、「夫婦仲は冷えきっているけれど、経済的には充分なサポートがある」場合、「離婚して、経済的には充分なサポートはないけれど、母親は精神的に安定している」場合など、いろんなケースがあるでしょう。
サンフラワーさんが考える「子供を大事にする」ことは、なんですか?
つまりは、何を「子供の幸せ」と考えているかということです。