「5人全員が先発ローテーション入りする力がある。適応能力によってはかつてのJFK(ジェフ・ウィリアムス、藤川球児、久保田智之)のような強力ブルペン陣を作り上げることもできる。一人前の投手を育て上げるのは難しいことだが夢があるメンツで楽しみ」(阪神OB)
今季一軍の主力投手の年齢を見ても大竹、ビーズリーが29歳、伊藤が28歳、石井大智が27歳、村上、才木、桐敷、浜地真澄が26歳とまだ長いスパンで活躍してくれそうな世代の投手が多い。順調に進めば強力な投手陣を中心とした黄金時代の到来を予感させる。
「球児の知識と情熱に大いに期待したい」(阪神OB)と多くが明るい未来の到来を感じている。監督未経験という唯一の心配を吹き飛ばすような若手育成手腕を発揮できれば、藤川監督の胴上げを1年目から見ることは十分可能だろう。