怪我は心配な部分はるあるが、巨人が登場するCSのファイナルステージ(10月16日~)までには時間がある。セ・リーグを勝ち抜いて日本一にたどり着くためには吉川の力は必要不可欠であり、CSでもシーズン中のようなプレーが求められる。

「吉川には日本一へ向けての戦いで大爆発して欲しい。坂本勇人の存在感を消すくらいの選手になってくれれば世代交代もさらに進むはず」(巨人OB)

 巨人には外野のレギュラーを掴みつつある2022年のドラフト1位、浅野翔吾など伸び盛りの若手もいるが、これまで長年にわたって“大黒柱”を担ってきた坂本に衰えが隠せない中、野手で絶対的な存在は岡本和真ぐらいのもの。そこに吉川は加われるだけの実力と人気を併せ持っている。今後の巨人を担う「背番号2」のポストシーズン、そして来季以降のプレーに注目したい。

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