
5000件に及ぶ片づけ相談の経験と心理学をもとに作り上げたオリジナルメソッドで、汚部屋に悩む女性たちの「片づけの習慣化」をサポートする西崎彩智(にしざき・さち)さん。募集のたびに満員御礼の講座「家庭力アッププロジェクト®」を主宰する彼女が、片づけられない女性たちのヨモヤマ話や奮闘記を交えながら、リバウンドしない片づけの考え方をお伝えします。
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case.44 コミュニケーションの方法を変えたらいつも笑顔に
夫+子ども2人/パート
「毎日、何回も子どもに怒っていました。自分でも怖いくらいワーッと怒鳴って、子どもは泣いたりシュンとしたり。よくないとはわかっているんですけど、子どもに怒って、自分も落ち込んで、ということをくり返していました」
みくさんは、4歳と1歳の男の子のママ。夫は単身赴任で2~4週間に1回ほど帰ってくる生活のため、基本的にいつも1人で家事・育児をこなしています。
何かあると、長男に対してイライラをぶつけてしまう日々。冷静になってから「あんなに怒ることじゃなかったな」と反省したのも、一度や二度ではありません。
朝の準備が遅かったり、床に散らかったおもちゃのミニカーを踏んだり、スイッチが入るきっかけはさまざまでした。本当は怒りたくないのに怒ってしまうため、自己嫌悪や精神的な疲労も蓄積されて、みくさんは負のループに陥っていました。
解決策がわからないまま過ごしていると、ふとインターネットで家庭力アッププロジェクト®の存在を知ります。
「もしかすると、部屋が散らかっていることがイライラの原因なのかも」と、気づいたみくさん。
前年にマンションから一軒家に引っ越し、とりあえず生活できるように整えました。きれいな家で暮らしたいと思いながらも、リビングはおもちゃが散らかり放題、ダイニングテーブルはモノが置きっぱなし。掃除をしようと思っても、片づけから始めなければいけないのでそこまでたどりつきません。