高校の体育の授業の様子(画像=インスタグラムより)

朝4時半に起きる生活

 そんな折、母校の先生から、再入学を勧める連絡があったのだという。きっかけは、スザンヌさんがゲスト出演した「地元検証バラエティ 福岡くん。」(福岡放送)の「福岡女子高生カワイイ制服ランキング」という企画だった。

「番組内で『私、この高校(第一薬科大学付属高校)に行ってたんです。卒業してないんですけどね』っていう話をしたら、それを見た高校時代の学年主任の先生から『卒業してみないか』って連絡が来たんです。実は、それまでも同じ先生から何度かお話をいただいていました。その先生は、過去の私の学業に関する資料を引き継いでくださっていたり、中退するまでに取得していた単位を残してくださっていたりして、いつかは行きたいなという気持ちがずっとありました」

 すでに退職してしまったというその教員との思い出を聞くと、「怖い先生でしたね」と懐かしみ、笑みを浮かべた。

「結構バイオレンスな先生だったけど、高校を辞めて芸能の仕事を始めてからも、『頑張ってるな』って時々連絡をくれたりして、ずっと気にかけてくれていました。厳しいけれど愛のある先生でしたね」

 再入学を果たした母校では、どのような高校生活を送っていたのだろうか。

「朝は4時半~5時くらいに起きて、勉強したり、レポート書いたりしていました。そのあとは、7時くらいに子どもが起きてくるので、朝ごはんを食べさせて、学校に行かせて、また勉強に戻るという感じで過ごしてました。定期的に、学校に行って体育の授業とかもあったり、ホームルームに参加したりもしていました。私は入学当時34歳だったんですが、自分の半分の年齢の17歳とか18歳の子どもたちは、もうなんかキラキラしていて。思春期だからか話しかけても無視されたりとか(笑)。でも、それもすごいかわいいなって。小学生の息子もこうなっていくのかあって想像がふくらみましたね」

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母は「高すぎる授業料だったわ」