高校の制服姿のスザンヌさん(画像=インスタグラムより)
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 4日放送の「Iwataniスペシャル 鳥人間コンテスト2024」(読売テレビ・日本テレビ/午後7時)が放送され、前人未踏の新記録決着となることが話題だ。コンテストは今年で第46回目。滋賀県彦根市の琵琶湖・松原湖岸で開催され、それを見守るゲストは阿部亮平(Snow Man)、コットン、スザンヌ、八木莉可子。ゲストのひとり、スザンヌの過去の人気記事を振り返る(「AERA dot.」2023年12月23日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)。

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 2007年ごろに「おバカタレント」として大ブレークしたスザンヌさん(37)。現在は故郷の本で小学4年生の息子と2人で暮らしている。21年には中退していた母校の高校に再入学し、昨年無事に卒業。さらに大学に進学し、今年は会社を起業した。タレント活動以外に、シングルマザーをしながら学び直し、起業までするバイタリティーは一体どこからくるのか。その刺激的な日々の暮らしぶりを話してくれた。
 

「コロナ禍で家に閉じこもっていたとき、息子にどうやって勉強の仕方を教えていいかわからなかったんです」

 スザンヌさんは、中退していた母校、第一薬科大学付属高校(福岡市。当時は第一経済大学付属高校)に一昨年再入学をしたきっかけをそう語る。

 2020年、小学校に入学した長男は新型コロナウイルスの感染拡大による臨時休校が続き、自宅にいる時間が長くなっていた。

「休校になったときに宿題がたくさん出されて、息子から『どうやって勉強すればいいの?』と聞かれたんです。でも、私自身これまで真剣に勉強をしたことがなくて、息子の疑問に答えることができませんでした。それで、『じゃあ息子と一緒に勉強してみるか』と思ったのが再入学の大きな理由ですね」

息子との食事風景(画像=インスタグラムより)

 これまでにも何度か、高校に再入学しようと考えたこともあったという。しかし、週1回の登校が壁になっていた。

「通信制の高校だったんですけど、毎週日曜日には学校に行って授業に出る必要があったんです。仕事もあるし、週末は子どもと過ごせる貴重な時間だったので、日曜日の登校を2年続けるのは難しいと感じ、断念していました。でも、コロナを機に授業をオンラインで受けることができるようになったんです」

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唐澤俊介

唐澤俊介

1994年、群馬県生まれ。慶應義塾大学法学部卒。朝日新聞盛岡総局、「週刊朝日」を経て、「AERAdot.」編集部に。二児の父。仕事に育児にとせわしく過ごしています。政治、経済、IT(AIなど)、スポーツ、芸能など、雑多に取材しています。写真は妻が作ってくれたゴリラストラップ。

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