応急処置は「まずは冷やすこと」
応急処置は、「まずは冷やすこと」だという。
「それから、感染を防ぐために流水でやけどした箇所をしっかり洗いましょう。水ぶくれはなるべく潰さないほうがよいですが、治りきる前に破れてしまうことが多いです。傷口にしみなければ、石鹸やボディーソープを使うことをおすすめします」
やけどを消毒し、ガーゼをあてるという対処になじみがある人も多いだろう。だが、現在は、消毒薬は傷口を刺激する成分が含まれており、かえって悪化させると考えられている。傷口はきちんと洗ったほうが傷は綺麗になるという。
軽症であれば、翌日には症状が引くようだが、心配な場合は皮膚科を受診しよう。
(文/酒井理恵)