2リーグ制以降では初となるリーグ連覇を目指す阪神は、今季も優勝候補筆頭に挙げられながら苦戦が続き、岡田監督には批判的な発言も多くなってきているが、藤川氏の厳しい言葉はチームへの愛から。岡田監督にとっても“モノ申す”人物がいてくれて助かってる部分もあるはずだ。

「藤川本人も語るように監督就任はタイミング次第。今は尊敬する岡田監督の動向や采配を1つも見逃さないようにして勉強している真っ最中なのだろう」(高校時代から知るスポーツライター)

 今春の沖縄・宜野座キャンプを訪れた藤川は、取材に対応した際に岡田監督について下記のように饒舌に語ったという(サンスポ、2月12日付)。

「やっぱり、リーダーなんすよ。器は、かなり大きく選手たちからしたら見えてると思う。僕らでも未だに感じる」(サンスポ、2月12日付)

 今は恩人であり師匠である岡田監督の姿を目に焼き付け、「監督・藤川球児」のプランを練り上げているところだろうか。「時が来る」のは時間の問題といわれているが、果たして実現するのか。そして、監督となった時はどんな野球を見せてくれるのだろうか。

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