【3位 カサブランカ・ダンディ】

「カサブランカ・ダンディ」 撮影/写真映像部・高野楓菜 協力/歌謡曲BAR スポットライト 新橋 

 いよいよベスト3! 3位は「カサブランカ・ダンディ」(1979年2月1日リリース/作詞:阿久悠 作曲:大野克夫)だ。
 

「しょっぱな、阿久悠さんの天才的にやんちゃなフレーズをサラッと歌えるのはあの時代の、ジュリーだけっ! て思う」(50代・女性)

「私達の年代はこの歌が流れてた頃の一昔前のカッコ良さに憧れてたものです」(60代・男性)

「名曲だらけのジュリーですが、奇抜な衣装の『TOKIO』と最後まで迷いましたが、前奏でウイスキーを吹き出すパフォーマンスと、今ではなかなか地上波で放送が難しそうな“ダンディ”な歌詞も聴きどころです」(50代・女性)

「切りっぱなしのジャケットにジーパン。ジーパンには、ウイスキー瓶。おもむろにウイスキーを口に含み霧状に……。そんなパフォーマンス、ジュリーだからこそできるものだと思います」(50代・女性)

「阿久悠の歌詞を最高にカッコ良く表現できる歌手はジュリーだけ。ハンフリー・ボガードの映画『カサブランカ』を思い出します」(70代・女性)

「『ザ・ベストテン』で見た、白いコートで『カサブランカ・ダンディ』を唄うジュリーは、この世の者とは思えない美しさとカッコ良さがあった」(50代・女性)
 

【2位 勝手にしやがれ】

「勝手にしやがれ」 撮影/写真映像部・高野楓菜 協力/歌謡曲BAR スポットライト 新橋 

 2位は、第19回日本レコード大賞で大賞に輝いた「勝手にしやがれ」(1977年5月21日リリース/作詞:阿久悠 作曲:大野克夫 編曲:船山基紀)だ。
 

受験勉強中、NHKの映像散歩をラジオがわりにつけていた際に流れて、そのイントロ、歌声、歌詞、曲の終わり方に衝撃を受け、更に歌唱映像を見て沢田研二さんのハンサムさと指先まで通った色っぽさとカッコ良さ、特に歌唱中に帽子を投げるシーンは今見ても最高に痺れます。自分もカラオケで良く歌うのですが、この歌を歌う時だけは'自分は世界で1番キザな男である,と心に決めて歌ってます。それだけ僕の心を捕らえて離さない、不滅の名曲だと思ってます!」(30代・男性)
 

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