好きなことを仕事にできていることをキラキラした眼差しで語るpecoさん
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 pecoさんの日々の出来事について綴る連載「pecoの子育て&お仕事日記」。今回のテーマは「好き」を仕事に変える力について。自身がプロデュースするブランド「Tostalgic Clothing」を立ち上げ、軌道に乗せるまでには、「止めたい」と思ったことも。そのとき、ryuchellの救いの言葉があったという。

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 いまの仕事につながったキャリアのそもそものスタートは、ブログからだと思っています。中学3年生からブログを書き始めて、ブログとかInstagramなどのSNSがこの世になければ、いまの「私」は存在しないと100%言える。
 

 ブログで私のことを知っていただいたからこそ、原宿でショップスタッフにもなれたし、そのあと1年もたたないうちにテレビにも出させていただくようになりました。影響力のある雑誌の専属モデルでもないのに、フォロワーがめっちゃいる子と取り上げてもらえるようになったのは、全てブログとSNSがスタート。

 超ラッキーなタイミングだったんですよね。もう少し早かったら、ブログという文化は世の中に浸透してない。逆に、もう少し遅かったら、フォロワーがたくさんいるような人たちが増えて、ライバルが多くなっていて大変だったと思う。いま、SNSで何かを発信しようとしてる人たちにとっては戦国時代だから、そこで生き残っていくのはすごい大変だろうなと思っています。
 

 当時、東京・原宿への憧れがものすごく強かった。「原宿に行きたい」って、高校生になると月1~2回のペースで始発の新幹線に乗って大阪から東京に出て、一日中1人で原宿を散策して、お買い物をしていました。

 原宿に行く目的は、お買い物だけじゃなく、中高生の頃に読んでいた雑誌『Zipper』にスナップをしてもらうため。スナップ目的で無駄に原宿に通っていましたね(笑)。そのおかげで、憧れの雑誌に何度もスナップしていただいたり、以前所属していた事務所の方に声をかけていただき、18歳ですぐに上京しました。

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一児の母、タレント・ブランドプロデューサー。1995年6月30日生まれ、大阪府出身。原宿系ファッションのカリスマ読者モデルとして10代を中心に人気を集め、パートナーのryuchellとバラエティ番組やTVCMに多数出演。一児の母となった現在は育児や生活の様子を投稿したSNSが人気。

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