小池都知事のモノマネをする八幡カオルさん(写真:本人提供)
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 東京都の小池百合子知事(71)が12日、都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)への出馬を表明した。注目はもっぱら元立憲民主党参院議員の蓮舫氏との闘いに集まるが、小池氏に“因縁”がある人たちは何を思うのか。小池都知事のモノマネで人気を博した、お笑い芸人の八幡カオルさん(49)は仕事が激増したこともあり「小池さんに3選してほしい」と断言。モノマネで研究してきたからこそわかった、小池氏の特徴的なしぐさや話し方に表れる政治家像なども語った。

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 2016年に小池さんが最初に都知事に当選したその日から、モノマネを始めました。選挙活動中から自分でも似ているなと思ってたんですけど、当選が決まると先輩芸人のサンドウィッチマン・富澤(たけし)さんから「小池都知事のモノマネ始めろ」ってメールが届きまして、すぐにファンデーションを買いに行きましたね。

 髪は、峯岸みなみさんのモノマネの時にかぶっていたベリーショートのウィッグがそのまま使えたので、顔だけ作って写真をTwitter(現・X)に載せたらけっこう反響がありまして、テレビの仕事が二つ決まったんですよ。

 それまで仕事が少ない時期が続いていたのですが、小池さんのおかげで月収が20倍くらいに跳ね上がりました。視察という名目で、初めて海外ロケにも初めて行きましたし(笑)。8年たった今もオファーはほぼ小池さん関連なので、本当に足を向けて寝られません。

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大谷百合絵

大谷百合絵

1995年、東京都生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。朝日新聞水戸総局で記者のキャリアをスタートした後、「週刊朝日」や「AERA dot.」編集部へ。“雑食系”記者として、身のまわりの「なぜ?」を追いかける。AERA dot.ポッドキャストのMC担当。

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