大谷翔平が史上最高額で名門ドジャースに入団するなど、日本で注目度が増すメジャーリーグの戦いだが、今シーズンも開幕してから早くも2カ月が経った。
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地区によっては上位と下位で差が開きつつあり、今季の情勢もハッキリしつつあるが、そこで注目されるのが、夏のトレード期限(現地7月30日)までにどの大物選手が動くかだ。昨年もエンゼルスに在籍していた大谷がオフにFA(フリーエージェント)となることから、トレード要員になるのではとの憶測が飛び交ったが、今年は誰に移籍の可能性があるのだろうか。
現地の報道を調べると、実績のあるプレーヤーでは以下の選手にトレードの噂がある。
【先発投手】
・菊池雄星(ブルージェイズ)
・ヘスス・ルザード(マーリンズ)
・ジャック・フラーティ(タイガース)
【中継ぎ・抑え投手】
・メイソン・ミラー(アスレチックス)
・ライアン・プレスリー(アストロズ)
・ライアン・ヘルズリー(カージナルス)
【内野手】
・ポール・ゴールドシュミット(一塁手/カージナルス)
・ピート・アロンゾ(一塁手/メッツ)
・ボー・ビシェット(遊撃手/ブルージェイズ)
・ヴラディミール・ゲレーロJr.(一塁手/ブルージェイズ)
・アレックス・ブレグマン(三塁手/アストロズ)
・ノーラン・アレナド(三塁手/カージナルス)
【外野手】
・タイラー・オニール(レッドソックス)
・ジョー・アデル(エンゼルス)
・ルイス・ロバート(ホワイトソックス)
やはり、この中で気になるのは日本人プレーヤーの菊池の行方だ。所属するブルージェイズはここまでア・リーグ東地区で23勝29敗の成績で最下位。今季、同地区では戦力的にヤンキース、オリオールズが突出している感もあり、まだトレード期限まで2カ月あるとはいえ“売り手”に回るのではないかという見方が多い。
その中で多くのメディアがトレード要員の候補として挙げているのが菊池。今季で2021年オフに結んだ3年総額3600万ドル(約56億5000万円)の契約が切れ、かつ今シーズンは好調(11試合に先発して防御率3.25)を維持していることから“目玉”の1人として見られている。