「(怪我の理由には)本人の意識が低かったり準備不足もあるだろう。しかしこれだけ故障者が出るのには原因があるはず。可能性として考えられることは1つずつ消していかないといけないのですが……」(ヤクルト関係者)
これまでも「投げ過ぎ」によって投手が壊れることもあった。炎天下での走り込みなどで体調を崩す選手もいた。しかし医学を含めた体に関する情報量が増えたことで、コンディション不良は減少している。そんな状況になったのにも関わらず、ヤクルトだけに故障者が多いのは不思議にすら思える。
「お祓いをしないといけない」というヤクルトOBもいるほど。だが、これが冗談には聞こえないほど離脱者が止まらない。2027年からは二軍本拠地が茨城県守谷市へ移転する。新神宮球場プロジェクトも動き出した。しかし肝心の一軍がこのような“ヤ戦病院”では明るい未来は描けない。原因究明と早期の改善を誰もが望んでいる。