故障で出遅れ、調子が上がらない清宮
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 先週に多く読まれた記事の「見逃し配信」です。ぜひ御覧ください。(この記事は、「AERA dot.」で2024年5月5日に配信した内容の再配信です。肩書や情報などは当時のまま)

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 昨年オフ、日本ハムの吉田輝星がオリックスにトレード移籍し話題になった。吉田は甲子園で「金農旋風」を巻き起こし、ドラフト1位で入団したスター選手。ファンの期待が大きかっただけに、トレードは賛否の議論を巻き起こした。同じようにドラフト上位で入団しながら伸び悩み、トレードがささやかれる選手たちがいる。

 開幕して1カ月が経過し、セ・リーグは連覇を狙う阪神が首位に立ち、パ・リーグは4年ぶりのV奪回を狙うソフトバンクが首位を快走している。(記録は5月4日終了時点)

 スポーツ紙デスクは今後の展望を占う。
「セ・リーグは阪神の打線が活気づけば、投手力は安定しているので一気に突っ走る可能性がある。残りの5球団は突出した力がないので混戦に持ち込みたいところです。パ・リーグはソフトバンクが4月下旬に7連勝を飾るなど好調だが、このままいくとは思えない。リーグ4連覇を狙うオリックスは森友哉、西川龍馬ら主力が調子を上げてくれば優勝争いに加わってくるでしょう。台風の目になっているのが日本ハムです。野球の質が上がり、攻守でミスが減った。昨年までは試合運びで拙さが目立ち大型連敗を喫していたが、今年は十分に戦える。CS進出の可能性が十分にあるし、展開次第では優勝も狙える」

 日本ハムは万波中正、アリエル・マルティネス、郡司裕也、若手成長株の田宮裕涼が打線の核になっている。
スポーツ紙記者は、「4人に共通するのは打つだけでなく守備面での貢献度が大きいこと。あと野球IQが高い。マルティネスと郡司は元捕手ということが影響しているかもしれません。新庄剛志監督は守備、走塁での状況判断に重点を置いています。打撃に特化した選手は際立った成績を残さないと厳しくなる」と指摘する。

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甲子園で最多本塁打記録を作った選手も