新学期からお弁当作りが毎日始まった方も、ようやく慣れてきたころ。なんとか手早くできるようになったものの、もっと時短テクニックがあればなんでも取り入れたいところ。管理栄養士が教えるとっておきのテクを過去の人気記事から振り返る。(「AERA dot.」2023年5月8日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)
【写真】手間いらず! レンチン調理でそのまま持参「詰めないコンテナ弁当」はこちら
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4月から始まったお弁当作りが、すでにマンネリ……ということはないだろうか。この数年で、お弁当の強力な助っ人となったのは「スープジャー」だが、スタジオ食(coo)を主宰する管理栄養士の牧野直子さんは、出版したばかりの著書『ムリなくできる! 栄養のこと、ちゃーんと考えた 毎日おいしい弁当』で、保存容器のコンテナを活用した「詰めないコンテナ弁当」を提唱している。お弁当箱に「詰める」手間が不要になる新たな助っ人の登場となるか。本の中からレシピと共に紹介したい。
牧野さん提唱の「詰めないコンテナ弁当」は、コンテナに切った材料と調味料を入れてレンチンし、冷ましてそのままお弁当として持っていく、というもの。コンテナを調理器具としてもお弁当箱としても使う、目からウロコのアイデアだ。言われてみれば、コンテナは密閉性も高く、一般的なお弁当箱よりも軽くて持ち運びやすい。ほかの調理器具をほとんど使わないので、洗いものも減る。レンチンしている間にほかのことができるので、時短にもなりそうだ。
ここからは、具体的にコンテナでできるお弁当を見ていこう。
牧野さんが「特に使いやすい」とすすめるのは、480ミリリットル、300ミリリットル、130ミリリットルの3種類のコンテナ。ここで紹介する2種のレシピは、300ミリリットルのコンテナ2つと、130ミリリットルのコンテナ1つを使ったものだ。